20年度追い出しキャンプ~ひよどりやま~
こんにちは。
カブスカウト小平5団の活動ブログです。
「いつも元気!」をモットーに今日も楽しく活動しています。
20年度の活動はオンラインを中心とした新たなカブ活動の一年となりましたが、今年度最後の隊活動は、フィールドに飛び出し追い出しキャンプです!
2度目の緊急事態宣言がいったん解除されたものの、まだまだ、予断を許さない状況が続いています。
今年度最後の活動を、なんとかフィールドでということで、考えられる感染対策をほどこし追い出しキャンプを行いました。
今年初めての電車移動。
電車移動中は、三つの約束事を徹底して移動しました。
「手袋着用」、「私語自粛」、「集団にならない」と制限をつけながら、
慣れない電車移動にもワクワク感があらわれてます。
目的地の「ひよどり山」到着。広大な原っぱ。
スカウト専用の恵まれたロケーション。
他団の方もおられます。
野営地に入ると、まずは入村式から始まります。
国旗のたたみ方をみんなで勉強。
そして、実際の国旗掲揚を月ノ輪くまスカウトの二人が掲揚します。
3度目の国旗掲揚もだいぶサマになってきた感じがします。
セレモニーでは、団員長のお話、キャンプ場長のお話をいただき無事終了。
ここから隊プログラムを開始します。
まずは、デン作りプログラムです。
デンとは獣の巣という意味で、カブスカウトの秘密基地的なもの。
今回は一本のポールと、ロープ、そしてブルーシートを各組に配布し、それぞれでデンを作成します。周りにある自然を利用して、どんなデンを作成するのか・・・。
デンの周りに枯れ木を立ててデンを囲む。
アイデア満載です。
デンの形も各組さまざま。
木の枝ブランコまで作ってみました。
野外での自然を利用しての工作にスカウト達の創造力も広がります。
デン設営後は昼食の準備。
デンで風をよけて、上級スカウトのお姉さま達が、お湯をわかします。
昼食はカップヌードル!
コロナ禍でなければ、このようなランチもないのですが、もちろんこれも感染予防。
でも、スカウトはこれでもとっても楽しそう。
パイプ椅子を円陣に並べて、強制的にソーシャルディスタンス。
※我ながら・・・グッドアイデアですね。
いつものカブ弁とは違うものの、みんなで外で食べる昼食はやっぱり最高です。
昼食後は、午後のプログラム「焚火準備ゲーム」
焚火をする準備に必要なものは、まずは消火のための水を準備しようということで
担架を作って水運びレースをします。
担架の作り方を教えます。
竹竿2本にブルーシート。
これで人間が運べるんだと、スカウト達は興味津々。
我こそはと怪我人を志望しておりました・・・。
担架の頑丈さを確認出来たら、各組対抗の水くみレースの開幕です。
担架に上手にバケツを乗せて運びます。
これは盛り上がりますよね。
途中、担架が壊れたり、転んでバケツをこぼしたり・・・
運んだはいいが、バケツの水が半分に減っていたりと。
チームで力を合わせて、役割決めて、20リットルたまるまで、何往復も運びました。
たいへんな盛り上がりでした。
水が貯めたら、今度は薪広い競争。
広いキャンプ場で思い思いの薪を拾ってきます。
薪を組んだらいよいよ点火。各組1本のマッチを与えて着火です。
良質の薪を集められたのか、着火の仕方を秋キャンで指導した甲斐があったのか、
どちらの組も想定外に1本のマッチで無事に着火しました。
優秀!
水を汲み担架で運ぶ、薪を拾い焚火を起こす。
なかなか体験できない経験にみんな一生懸命、楽しんで取り組んでくれました。
炎を囲んで、プチ営火。
卒業するくまスカウトに、みんなから一人ひとりメッセージを伝えました。
楽しい時間はあっという間。
長い1年もあっという間。
閉村式。
パイプ椅子を利用したコロナ式円陣スタイルで、隊長から本日の優秀組、準優秀組を発表し祝声。(地味に祝声も久しぶりでした・・・)
充実した一日の活動を終えて、ひよどり山をあとにしたのでした。
類なき1年の活動となりましたが、最後を締めくくる素晴らしい活動になったのではないかなと思います。
コロナの一年だったけれど、そんな中で最後に出かけた追い出しキャンプ。
スカウト達の記憶に残る一日になればいいなと思いつつ、記事を綴るのでした。