はじめに
2026年9月27日(日)、小平第5団カブ隊は、恒例の稲刈りハイクに出かけました。
今回はカブ隊だけでなく、ビーバー隊、ボーイ隊との共同イベントです。参加者は総勢60名を超える大所帯となりました。
小さなビーバースカウトから、頼もしいボーイスカウトまで、年代の違う小平第5団の仲間で、秋の田んぼへ繰り出しました。

集合から朝のセレモニー、稲刈りの準備まで
朝7時すぎに小川駅に集合しました。点呼をとって、すぐに出発します。8時半に武蔵五日市駅に着くと、出発準備を整え、6月に田植えをしたあの田んぼまで舗装路を歩いて向かいました。
田んぼ近くの古民家に到着後、朝のセレモニーを行いました。その後は作業着に着替え、田んぼまで移動しました。
黄金色に色づく田んぼの周りを、30名を超えるカブスカウトとビーバースカウトが取り囲み、準備は万端です。
お世話になっている田んぼの会の林さんからは、「今年は雨が多く降ったこともあり、稲の生育は昨年よりも良い。」というお話がありました。
また、作業前にはリーダーから鎌の扱いについて注意がありました。鎌は便利な道具ですが、使い方を間違えるとけがにつながります。周りの人との距離、稲を持つ手の位置などを、みんなで確認してから作業に入りました。
いよいよ稲刈り、自然に生まれたチームワーク
この日の天候は曇り。前日まで強い雨が降っていたため、田んぼはかなりぬかるんでいました。足を入れるとずぶっと沈み、歩くだけでもなかなか大変です。
足を取られてバランスを崩しそうになったり、長靴や靴下が泥に持っていかれそうになったりする場面もありました。
今年は稲の生育が良いという言葉のとおり、稲束はずっしりと重く、刈るのも運ぶのもひと仕事。実りの多さを、手と足と全身で感じる活動になりました。
作業が進むうちに、スカウトたちは自然と役割を分担するようになりました。
稲を刈る人、刈った稲を田の脇まで運ぶ人、脇で稲を束ねる人。最初から細かく決めていたわけではありませんが、作業の流れの中で、いつの間にかグループに分かれていました。
誰かが刈った稲を、別の誰かが運ぶ。運ばれてきた稲を、また別の誰かが束ねる。自分だけで完結する作業ではなく、前の人の作業を受け取り、次の人につなげていきます。
稲刈りの途中で、生き物さがしに夢中になったり、別のことを始めたりするスカウトもいました。田んぼにはいろいろな生き物がいて、興味が広がるのも自然なことです。ただ、この日の大切な活動は稲刈りです。リーダーから声をかけられ、ふたたび作業に戻りました。
田んぼの中での作業は大変でしたが、自然なチームワークや、最後までやり抜く姿勢が見られたことは、今回の大きな収穫の一つでした。
稲刈り後は、ボーイ隊が用意してくれた水桶や携帯シャワーを使って、田んぼの泥を落とします。手、足、下半身、頑張ったスカウトほど泥だらけです。髪の毛まで泥がついていたスカウトもいました。





はざ掛け、昼食、そして武蔵五日市駅へ
泥を落としたあとは、古民家に戻り、刈った稲をはざ掛けしました。
はざ掛けは、刈り取った稲を乾かすための大切な作業です。ただ刈って終わりではなく、お米になるまでには、まだいくつもの手間がかかります。スカウトたちは、重い稲の束をバケツリレーで運び、隙間のないように掛けていきました。
カブ隊のやり残しの作業をボーイ隊が完成させてくれたり、捕まえたイモムシをビーバー隊のリーダーが図鑑で調べてくれたり、団で一緒に活動するありがたさをいろいろなところで感じました。
作業を終えたあとは、着替えをして昼食です。頑張った後のカブ弁は、いつも以上においしく感じたのではないでしょうか。
昼食後は、武蔵五日市駅へ移動しました。田んぼと駅の行き帰りでは、カブスカウトが幼いビーバースカウトの手を引いて歩く場面もありました。自分のことだけでなく、小さな仲間のことも気にかける姿に、カブスカウトらしい成長を感じました。





高架下で手旗の練習、終わりのセレモニー
武蔵五日市駅の近くまで戻ったあとは、線路の高架下で手旗の練習を行いました。
まず副長から、手旗の14種類の基本ポーズを教わりました。赤と白の旗を持ち、腕の角度や姿勢を確認しながら、一つずつ基本を覚えていきます。簡単そうに見えても、左右をきっちり覚えるのは簡単ではありません。
基本ポーズを練習したあとは、組ごとに数字を出題するクイズに挑戦しました。出題する側は、相手に伝わるように正確に手旗信号を出します。答える側は、よく見て、組の仲間と相談しながら読み取ります。
手旗は、声を使わずに情報を伝える方法です。基本ポーズを覚え、相手に伝わるように出すこと、相手の動きをよく見ること、組で考えること。短い時間でしたが、通信の基本とチームワークを楽しく学ぶことができました。
その後、武蔵五日市駅から電車に乗り、鷹の台駅まで移動しました。いつものじゃぶじゃぶ池で終わりのセレモニーをしました。
ビーバースカウトのお世話を頑張ったスカウト、手旗を頑張って覚えたスカウト、そして稲刈り殊勲賞の2名が表彰されました。


おわりに
ぬかるんだ田んぼで、重い稲を刈り、運び、束ね、掛ける。大変な作業でしたが、ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊が一緒に充実した一日を過ごせました。スマホ時代に生まれたカブスカウトたちが、手旗という昔ながらの通信手段に触れたのも、よい経験だったと思います。
9月のカブ隊は、釣りに稲刈りにと、実りの秋、食欲の秋を満喫するプログラムでした。10月、11月と、さらにスカウトにとって刺激的なプログラムが待っています。引き続き頑張っていきましょう!

ちなみに、そのころ育成会は・・・
稲刈りのある週末は、小平神明宮のお祭りがありました。育成会のみなさんが出店を出し、フランクフルトやかき氷を販売しました。利益はスカウトの活動資金となります。


























































































































































































