ボーイスカウト小平5団 カブ隊

東京都小平市で活動するボーイスカウト小平5団カブ隊(小学3年生〜小学校5年生まで)の活動記録です。

ナグリー探偵学校、最後の試験 ― 訓練キャンプ2日目

2026年6月27日(土)〜28日(日)、小平第5団カブ隊は、埼玉県飯能市の名栗げんきプラザで訓練キャンプを実施しました。初日は、台風により様々な変更がありました。

ここでは2日目の様子をお届けします。

前日夜のリーダー会議、起床、朝のセレモニー

初日の夜、スカウトたちが寝てから、リーダー達は翌日の予定を話し合いました。

最新の天気予報、これまでの降水量の少なさ、スカウトの体力が残っていそうな点を勘案して、芦ヶ久保駅まで歩くことにしました。

10km程度の緩やかな下り道で、舗装されているので安全に歩けると考えました。

訓練キャンプ2日目の朝は、6時に起床しました。相変わらず雲は厚く、小雨交じりの空模様です。

身だしなみを整え、6時30分からは「木の広場」でセレモニーです。キャンプでは、ネッカチーフや制帽や靴下が部屋でなくなりがちですが、この朝はスカウト全員がちゃんと制服を着て、時間通りにセレモニーができました。凄い!

時折、鳥の鳴き声が聞こえる中で、歌を歌いました。昨日の活動で活躍した3名のスカウトが表彰されました。

朝のセレモニー。雨が弱く外の広場でできました

朝食、整理整頓、点検

セレモニーの後は朝食です。昨日の夕食でおみそ汁を3杯お代わりしたスカウトが、カラシを3つ入れた激辛納豆をつくっていました。

朝食をしっかり食べたら、部屋に戻って「来たときよりもうつくしく」なるように部屋を片付けました。

リーダーによる点検では、スカウトの健康状態だけでなく、荷物や部屋の状態を確認しました。スカウトがちゃんと「生活」できるように徐々に練習していきます。

朝食の用意
清潔で広い部屋でした

最後の試験 ― 探偵ゲーム

午前のメインプログラムは、探偵ゲームです。ナグリー探偵学校で学んだ成果を試す、最後の試験です。

探偵に必要なのは、観察力、記憶力、チームワーク、そしてあきらめない気持ち。スカウトたちは組ごとに力を合わせ、課題に挑戦しました。

  • 鳥の鳴き声を再現せよ
  • ロープをつなげて大きな輪を作れ
  • 昨夜の隊長の話のポイントはなにか
  • 施設にはいくつのテントサイトがあるか

など、多くの問題が用意されていました。くじ引きで選んだ問題に、組のみんなで取り組みました。

記憶力だけでなく、実際に敷地内を歩いて現場の様子を観察しないといけない問題もありました。スカウトは次々と問題を解きました。

この探偵ゲームでは1問正解する毎にサイコロを2つもらえます。1時間強のゲームが終わったら、集めたサイコロをまとめて振り、出た目の合計が組の最終スコアとなります。

僅差で1組が探偵ゲームを制覇しましたが、どの組も最後まで探偵学校の生徒として、真剣に取り組みました。

勝利のためには、サイコロを多く集めることだけでなく、運も必要です
うさぎスカウトはほぼ初めてのロープ結びだったかも
課題。大きな輪を作れ
2組がサイコロゲット、イエーイ!

閉村式 、復路のロングウォーク

探偵ゲームを終えると、荷物を整理し、閉村式を行いました。

2日間お世話になった名栗げんきプラザの方にみんなで感謝を伝えます。

閉村式の後、帰りの準備を整え、名栗げんきプラザを出発しました。

当初予定していた峠越えではなく、10km弱の道路を歩くルートです。雨具を着て、重い荷物を背負っていることを考えると、歩きごたえのある道のりです。

途中で、ゲンジボタルや珍しい植物や動物の骨を見つけるスカウトもいました。

スカウト達は頑張って歩きました。特に、初めてキャンプに参加したうさぎスカウトが、弱音を吐かずに歩く姿はとても頼もしいものでした。

みんな最後のエネルギーを振り絞って歩を進めます
途中でおにぎり休憩

正丸駅から小平へ

2時間半ほどで芦ヶ久保駅に到着し、慌ただしく制服に着替えてから、電車で鷹の台駅へ向かいました。

電車の中では、さすがに疲れた表情のスカウトも多く見られました。帰り道で眠ってしまったスカウトもいたようです。

鷹の台駅に到着後、いつものじゃぶじゃぶ池でおわりのセレモニーを行いました。

優秀組、謎解きに成功した優秀スカウトが表彰されました。チャレンジ章を完修した多くのスカウトが隊長から記章を受け取りました。

予定より30分遅れで解散しました。これにて、今回の訓練キャンプは終了です。

表彰されたうさぎスカウトたち

おわりに

今回の訓練キャンプは、台風の影響により、直前まで見直しが続きました。キャンプ中にも大きな変更がありました。

交通手段の変更や車での荷物運搬など、多くの保護者、リーダーの協力があって安全にキャンプを実施することができました。

ご家庭には心配をおかけした部分もあったと思います。ご理解とご協力、本当にありがとうございました。

全てのスカウトがキャンプの集団生活に適応するわけではありません。むしろ多くのスカウトはいろいろな不安を抱えてキャンプにやってきます。 夜眠れないスカウト、食べ慣れない食材に苦戦するスカウト、慣れないトイレにいきたくないスカウト、人前での発表が苦手なスカウトなどなど。

今回の訓練キャンプでは、みんなが様々な不安を克服しました。一回り成長したスカウトたちと、夏の3泊のキャンプに行くのが今から楽しみです。

楽しいキャンプでした
夏キャンプに向けて、賽は投げられました

ようこそナグリー探偵学校へ ― 訓練キャンプ1日目

2026年6月27日(土)〜28日(日)、小平第5団カブ隊は、埼玉県飯能市の名栗げんきプラザで訓練キャンプを実施しました。

今回のテーマは、「ようこそナグリー探偵学校へ」。スカウトたちが宿泊する名栗げんきプラザ。その正体は、観察、追跡、チームワークなど、名探偵に必要な力を身につけるための秘密の訓練学校「ナグリー探偵学校」というストーリーです。

キャンプの目標は、スカウトキャンプに慣れることです。家を離れ、仲間と協力しながら、みんなでキャンプを楽しむことを目指しました。

参加したスカウトは26名。リーダー、デンコーチ(カブ隊を手伝ってくれるボーイスカウトの先輩)、保護者の協力もあり、台風接近による直前の計画変更を乗り越えて実施することができました。

初日の模様をお届けします。

事前の計画と直前の計画変更

キャンプに先立ち、6月14日には事前の組集会と保護者向け説明会が開催されました。

各自にキャンプのしおりが配られ、持ち物や生活の注意事項をみんなで確認しました。小平第5団カブ隊のキャンプでは、毎回のキャンプテーマに沿ったしおりが配られます。表紙を見ただけで何が起こるかワクワクしますね。

キャンプの準備は万端整ったのですが、2つの台風が関東周辺に接近し、大雨が続きました。リーダーは往復の鉄道の運行状況、ハイクルートの状態、雨天の場合の活動内容と場所などを確認しました。

様々な検討をした結果、西武線正丸駅からキャンプ地に向かう山中ハイクを、保護者の車での移動に切り替えることにしました。キャンプの前日にカブ隊の保護者のLINEグループで集合時間や日程の変更を伝えました。

出発前から大きな変更があり、キャンプは波乱の幕開けとなりました。

事前の組集会
過去のキャンプしおりの表紙の数々

正丸駅へ ― 探偵学校の玄関口

朝7時30分、スカウトたちは小川駅構内に集合し、正丸駅へと出発しました。今回は1泊2日のキャンプなので、いつもの活動より荷物も多めです。

電車を乗り継いで、正丸駅に到着しました。駅前には、カブスカウトを名栗げんきプラザまで送るために、保護者のみなさんが車で待機してくれていました。5台の車に分乗し、あっという間にキャンプ地である名栗げんきプラザに到着しました。

車に分乗するスカウト。山歩きがなくなったので、体力温存できました

ナグリー探偵学校に入学

まずは、プレイホールで入村式を行いました。

隊長からは、全員で楽しくキャンプできるようになったのも、多くの人の協力があってのことなので、感謝の気持ちを忘れないようにしよう、という言葉がありました。また「来たときよりも美しく」を心がけて施設を利用しようという話がありました。

ここから先は、ただのキャンプではありません。ナグリー探偵学校での訓練の始まりです。

入村式の後は、お昼のカブ弁当をたべました。

昼食後はみんなで雨具を着て集合しました。隊長を先頭に、広い名栗げんきプラザの敷地内をお散歩します。

「ここが第2キャンプファイア場だよ。」、「ここが食事広場です。」など隊長は説明をしていきます。

これが翌日の探偵ゲームの伏線であると、勘の良いスカウトなら気づいたことでしょう。

無事探偵学校にたどりつけました。
施設内を散歩。雨具を着ての活動に慣れるという目的もあります
休憩時間に埼玉パズルで遊ぶスカウトたち

通信機作り ― バードコールに挑戦

散歩の後は、午後のプログラムの、「通信機作り」です。

探偵学校で使う通信機として、スカウトたちはバードコール作りに挑戦しました。小さな木材に下穴をあけ、紙やすりで断面を整え、絵を描きます。最後に金属製のネジをねじ込み、紐を通したら完成です。

1時間ほど、バードコールを黙々とつくりました。リーダーに教えてもらい、紐の編み込みに挑戦したスカウトもいました。

最初は「本当に鳥の声みたいな音が出るの?」と半信半疑だったスカウトも、ネジの締め方と緩め方で、音が大きく変わることを発見しました。しばらくするとみんな本当の鳥の鳴き声のように鳴らせるコツをつかんだようです。作業場となった車庫の中は、30羽の鳥の鳴き声の大合唱で満たされました。

完成した通信機をみんなに披露した後、組ごとの秘密の通信の練習をしました。 目を隠して、自分の組のスカウト1人と妨害する他の組のスカウト1人の鳴き方を聞き、どちらが自分の組のスカウトかを当てるというゲームに挑みました。

バードコール1つで、単に鳥の鳴き声を真似るだけでなく、パターンを決めておくことで秘密の連絡にも使えることを学びました。

通信機作りの後は、組集会です。組ごとにスタンツの確認をしたり、役割を相談しました。事前の組集会での相談通りに、小道具を作って持参したスカウトもいました。

作業スペースをつくります
カブ制服をモチーフにしたバードコール
耳を澄ませて、仲間のバードコールを聞き分けろ!

夕食と入浴

夕方には食堂で夕食をいただきました。食事係を中心に配膳の手伝いをしました。スカウトたちはしっかり食べ、夜のプログラムに備えました。

夕食後は入浴です。組ごとに順番に入浴しました。

うさぎスカウトにとっては、初めての宿泊活動で戸惑う場面もあったかもしれません。しかし、上の年代のスカウトやリーダーに助けられながら、少しずつキャンプ生活に慣れていきました。

食器をかたづけます

キャンドルファイア

夜は、キャンドルファイアを行いました。名栗げんきプラザの大きなホールで、カーテンで閉め切って完全に真っ暗な空間をつくりました。その中心に大きな燭台と、多くのキャンドルが燃えていました。

キャンドルの灯りの中で、歌い、笑い、仲間と一緒に過ごす時間。リーダーのスタンツ、みんなの歌の後は、お待ちかね各組のスタンツです。

「探し物はなんですか」というテーマで、各組がそれぞれ何かを探している設定の寸劇を披露しました。スタンツにはそれぞれの組の個性が現れます。

デンコーチとして参加してくれたボーイスカウトは、キャンプが苦手だった昔の自分と、そこからどのように変わったのかのスピーチをしてくれました。彼女はこの夏、広島で行われる日本ジャンボリーに参加し、6泊7日にわたるキャンプをするそうです。先輩の成長した姿は、カブスカウトたちの目にどう映ったのでしょうか。

誰かが前に出れば、周りが声をかけ、歌が始まれば自然と手拍子が広がります。楽しい時間はあっという間に終わりました。

キャンドルのまわりに集合
タレント揃い4組のスタンツ
デンコーチのスピーチ
最後はみんなで歌いました

一日の振り返りと就寝

キャンドルファイアの後は、組長会議が行われました。組長たちは翌日の予定や服装、注意事項を確認し、自分の組へ戻って伝えます。自分だけが分かっていればよいのではなく、組の仲間に正しく伝えることも大切な役割です。隊長からは最後のキーワードの発表がありました。

21時30分に布団に入り、22時には完全消灯。

女子部屋では、遅くまで楽しいおしゃべりが続いていたようです。

こうして、ナグリー探偵学校での1日目は終了しました。

台風の影響で直前まで計画変更が続いた今回のキャンプでした。雨具を着る場面はありましたが、大きな支障はなく、充実した訓練を行うことができました。

明日は、いよいよ探偵学校の卒業試験が待っています。

(キャンプ2日目の様子はこちらをご覧ください。)

雨でも楽しく活動できたね!

今年も田植えに行きました。 〜奥深きカブ弁の世界〜

2026年6月7日、小平第5団カブ隊は恒例の田植えハイクを実施しました。

カブ隊だけでなくビーバー隊やボーイ隊も参加する合同行事です。総勢90名あまりが西多摩郡日の出町に集まり、田植えをしました。

午後は追跡サインゲームにも挑戦し、自然の中でたくさん体を動かしながら、お米づくりの大変さや仲間と協力することの大切さを学んだ一日となりました。

武蔵五日市へ出発

集合は朝7時20分、小川駅でした。組ごとに集合し、西武線とJRを乗り継いで武蔵五日市駅へ向かいます。駅に到着すると、空は晴れ。例年の田植えハイクに比べると気温も低く、とても過ごしやすい気候でした。

クマの出没情報などがあるため、今年も山道ではなく、街中の舗装路を歩いて田んぼに向かいました(昨年の様子)。

田んぼ近くの軒先をお借りして、朝のセレモニーをしました。その後、全員が汚れてもよい服に着替えて、田んぼ脇に移動しました。

田んぼではまず、ビーバー隊のスカウトの入隊式が行われました。新しく仲間になったスカウトを、参加者みんなで田んぼの中でお祝いしました。

朝のセレモニー

いよいよ田植え!

入隊式のあと、いよいよ田植えの時間です。

田んぼの会の林さんから、苗の持ち方や植える間隔などのコツを教えていただきました。

スカウトが田んぼに最初の一歩を踏み入れる瞬間は、今年も大騒ぎでした。水の冷たさ、泥の感触に、悲鳴のような歓声のような声があちこちから上がりました。

今年は参加者が多かったため、最初から2つのグループに分かれ、2面の田んぼで並行して田植えを行いました。

リーダーが両側から目印となるマーカーが着いた紐をピンとはります。目印がついた場所に苗を1-2本植えます。スカウトはていねいに苗を植えていきます。

泥に足を取られてバランスを崩したり、転びそうになったりする場面もありましたが、それも田植えならではの体験です。

およそ1時間強で田植え作業を終えました。暑さとの戦いになる年もありますが、この日は涼しく、最後まで元気に田植えをやり切ることができました。

田んぼにイン!
横一線にならんで、植えていきます
チームワークが大事。横のメンバーとペースを合わせて植えます
苗の束をほぐし、1本づつ植えます
2026年の「どろんこ大賞」受賞
ボーイ隊による泥落とし。支援の上に田植えが成り立ってます
リーダーの一人は、自分で編んだ草鞋を持参しました

「カブ弁」タイム。みんなどんなおにぎり食べてる?

田植えが終わるころには、スカウトたちはすっかり泥だらけになっていました。

ボーイ隊が、手足を洗うための井戸水やシャワーを用意してくれていました。泥をきれいに洗い流して、着替えを済ませてから昼食です。

スカウトはいつものように持参してきた「カブ弁」を食べました。

カブ弁について少しだけ解説します。カブ弁はカブ隊の活動中に食べるお弁当のことです。小平5団のカブ弁のルールは「おにぎりが3個」。おかずやデザートの別盛りは禁止です。活動中に短時間で食べられること、携帯性を最優先しています。

ちなみに、ブログ担当が長野県で所属していた隊では、「おにぎり2個、きゅうり1本、味噌」というルールだったので、地域差もありそうです。

厳しいルールの中で、みんなどんなカブ弁を食べているのか?スカウトたちに聞いて回ってみました。その結果を特別にお知らせします

  • 梅しそ
  • お茶漬けのもとミックス
  • ふりかけミックス
  • 高菜混ぜご飯
  • トウモロコシご飯(バター風味)
  • にんじんツナサラダ
  • アジフライ
  • ツナマヨ
  • 鶏唐揚げ
  • 鳥天
  • ハンバーグ入りオムライス
  • とんかつ

スカウトや保護者が工夫を重ねた結果、おにぎりの具は千差万別です。梅や鮭などの定番よりも、鶏唐揚げやとんかつなどの揚げ物が人気です。

「ツナマヨしか食べないから、ツナマヨだけ3つもってきたよ」、「カブ弁はいつも自分でつくるよ」、「パリパリの海苔が好きだから巻かず別にもってきてるよ」などなど、それぞれのこだわりがあるようでした。

お米をつくることの大変さだけでなく、そのお米からカブ弁をつくることの大変さまで想像できるスカウトになってほしいと思います。

とはいえ、この日の昼食時は雨。殊勝なことを考える余裕はなく、あっという間に食べ終えました。体をたくさん動かしたあとの昼食はいつでも最高です。

ハンバーグ入りオムライスおにぎり!
梅ゆかりおにぎり!!
鶏唐揚おにぎり!!!

追跡サインゲーム

昼食後に、田んぼの管理をされている林さんにお礼をし、参加者全員で集合写真をとりました。

その後はカブ隊だけの活動です。午後は追跡サインゲームを行いました。

追跡サインとは、石や木の枝などを使って進む方向や注意事項を仲間に伝える方法です。ボーイスカウト活動では昔から親しまれている技能のひとつです。

まずはリーダーから基本的なサインの説明を受けました。

「右へ曲がれ」
「左へ曲がれ」
「この道ではない」
「帰った」

など、さまざまなサインを確認したあと、組ごとに時間差でスタートしました。15分ほどの距離にある、未来公園を目指します。道ばたや分かれ道に置かれたサインを探しながら進みます。

周囲をよく観察しながら無事にゴール。仲間と協力しながら課題を解決する、カブスカウトらしい活動となりました。今日の追跡サインはまだまだ序の口。今後のハイクやキャンプでより複雑なサインが使われることでしょう。

追跡サインゲームを終えたあとは武蔵五日市駅周辺へ移動し、ボーイ隊と合同で閉会セレモニーを行いました。

秋には、自分たちが植えた苗が大きく育ち、黄金色の稲穂になっていることでしょう。収穫の日を楽しみにしながら、武蔵五日市を後にしました。

まずは代表的な追跡サインを覚える
「あった、あった」
「こっちの方向だね」
終わりのセレモニー

おわりに

泥だらけになりながら田植えに挑戦し、午後は追跡サインを頼りにゴールを目指したスカウトたち。ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊あわせて90名あまりが参加した合同行事となり、新しい仲間の入隊もみんなでお祝いすることができました。

自然の中でたくさんの体験をしながら、お米づくりの苦労や仲間と協力することの大切さを学ぶことができました。

カブ隊リーダー間では、数日前から天気予報を見ながら、「このタイミングで雨が降ったらこう動こう」という相談が繰り返されました。「そなえよつねに」というボーイスカウトのモットーが生かされたおかげで、楽しく活動できたのだと思います。準備の大切さを改めて感じた活動でした。

ビーバー隊、ボーイ隊もみんなで集合写真

防災を「体験」する一日 ― 小平駐屯地 防災体験教室

2026年5月24日(日)、小平第5団カブ隊は、陸上自衛隊小平駐屯地で開催された「防災体験教室」に参加しました。

この催しは、小平駐屯地小平青年会議所、そしてボーイスカウト小平第5団カブ隊の共催で行われた地域向け防災イベントです。小平市、小平消防署、国土交通大学校、国交省関東地方整備局嘉悦大学など、多くの団体が協力し、地域の親子158名が参加しました。

小平第5団カブ隊が、この防災体験教室のお手伝いをするのは今年で3回目です(昨年の様子)。 今年は共催団体の1つとして、防災体験に参加するだけでなく、イベント運営全般のお手伝いにも取り組みました。

小平駐屯地へ ― 防災イベントの朝

スカウトたちは朝8時すぎに小平駐屯地に到着しました。普段はなかなか入る機会のない場所です。広々とした敷地に、少し緊張した様子のスカウトもいました。

到着後は、駐屯地内の広場で朝のセレモニーを実施しました。

その後は、いくつかのグループに分かれてお手伝いです。来場した小学生とその保護者に挨拶をし、受付へと誘導し、配布物を手渡すなど、スカウトたちも積極的に動きます。

この日のイベントの参加募集のチラシは、事前に近隣の小学校で配られたそうです。防災体験教室は午前・午後の入れ替え制で行われ、それぞれ60名程度の参加者と、その保護者が来場されました。

10時からは防災体験教室の開会式がありました。カブスカウト2名が、開会宣言という大役を任されました。

直前の練習の成果もあってか、堂々とした宣言を披露してくれました。

開会式の後はカブスカウトは、一般の参加者に混ざって各ブースを巡る「体験組」と各ブースの運営のお手伝いをする「サポート組」に分かれました。

午前と午後でこの役割分担を切り替えました。例えば午前、「体験組」でブースを巡ったスカウトは、午後に、「サポート組」として裏方を担当します。

小平駐屯地に到着
朝のセレモニー
受付のお手伝い
多くの方にご来場いただきました。同じ小学校のお友達を見つけたスカウトもちらほら。
代表スカウトによる開会宣言

さまざまな防災体験

「体験組」のスカウトは6つのグループに分かれました。各グループには、自衛官や嘉悦大学の学生ボランティアが同行し、参加者を各ブースに誘導してくれます。

敷地内には、6つの体験ブースが並びました。

小平市役所と小平青年会議所による避難所体験では、マンホールトイレやパーテーション体験など、避難生活を具体的に想像させる展示に学びました。

消防庁のブースには、VR防災体験車や起震車が並びました。起震車では強い地震の揺れを実感しました。VRゴーグルをつかった防災体験車では、広い視界、熱や風までが再現され、本当に火災現場にいるような迫力です。

国土交通大学校・関東地方整備局の自然災害体験車では、豪雨や土砂崩れなど自然災害の恐ろしさを体験しました。こちらも風が吹いたりと迫力がありました。TEC-FORCEという専門家が、災害時に地方自治体を支えていることを知りました。

自衛隊の救急車試乗体験では、実際の救急車両2種に乗り込んで、敷地内をドライブするという体験をしました。

同じく自衛隊の東京地本協力本部によるブースでは、災害の対応のために派遣された自衛官の方による体験談を聞いたり、自衛隊の制服を試着させていただいたりしました。

防災体験教室の経験を通じて、スカウトは、災害の怖さと備えの重要性について、よりリアルに感じたことでしょう。

VR防災体験車、VR技術のおかげで大迫力でした
起震車にて。震度6の地震は大人も驚くほど鋭い揺れでした。
自衛隊の救急車。街で見る救急車とは、色も形も乗り方も違います。
国交省の自然災害体験車
真似したくなる、TEC-FORCEのマスコット。「ヨシッ」
青年会議所のお兄さんと。

防災グッズキムスリレー ― 遊びながら学ぶ防災

今回、小平第5団カブ隊が担当したのは「防災グッズキムスリレー」です。

防災に役立つグッズを理解し、災害時の水の大切さを体験してもらうことを目的に企画しました。

ルールはシンプルです。

15リットルの水が入ったポリタンクを持って10メートル先まで移動し、シートの下に隠された防災グッズを覚えます。その後スタート地点へ戻り、覚えてきたグッズを書き出していきます。

「観察力」と「記憶力」に加えて、水の重さも実感できる内容です。

スカウト、そして参加者はゲーム形式の体験に目を輝かせながら取り組んでいました。実際にポリタンクを持つと、重さに驚き、よろめく子もいました。

また、防災グッズは手袋や缶詰のような分かりやすいものから、ラジオや寝袋のような一見では分かりづらいものまでありました。説明を熱心に聞く参加者の姿が印象的でした。

お手伝いのカブスカウトたちは、シートの開閉や得点計算などを担当しました。小さな参加者に優しく声をかけたり、ポリタンクを持つのを手助けする姿も見られました。

お昼には駐屯地内の食堂をお借りし、持参したお弁当を食べました。「せっかくだから自衛隊の人と話をしたい!」と席を移動して話を聞きにいくスカウトもいました。

なお、防災体験教室には、小林洋子小平市長、松本洋平文部科学大臣も視察に来訪されました。ブースとボーイスカウトの活動についてご説明しました。

防災時のお役立ちグッズ各種。この内3つを覚えるという課題でした
重いポリタンクをバトン代わりに、リレー対決です。
アナウンスをするカブスカウト「時間ですので、次のブースに移動してください」

地域とつながるカブスカウト

今回の活動では、カブスカウト自身が「体験する側」だけでなく、「サポートする側」としても活動しました。

来場した小さな子どもたちにルールを説明したり、誘導を手伝ったり、笑顔で声をかけたりする姿は、とても頼もしいものでした。

また、自衛隊、消防署、市役所、青年会議所、大学生ボランティアなど、多くの大人たちが協力して一つのイベントを作り上げている様子にも触れることができました。

災害派遣を経験した自衛官の方からは、『災害時には「自助」「共助」が大切です』というお話がありました。国や自治体の「公助」は行き渡るまでに時間を要するので、まずは自らの安全を確保し、隣近所の人と助けあって、生き延びなくてはならないからです。

「防災体験教室」で学んだことを、いつか本当に自分と周りの誰かを助ける力につなげていってほしいです。

あなたが支える明日の共助!

トレジャーハンター、清瀬へ出動! ― 北多摩地区カブラリー2026

2026年5月17日(日)、小平第5団カブ隊は、北多摩地区のカブラリーに参加しました。

会場は清瀬市周辺。午前は清瀬駅から神山公園まで、街を歩きながら宝探しハイクを行いました。午後は神山公園で、地区の仲間たちとゲームを楽しみました。

北多摩地区は、西東京市、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、東大和市、武蔵村山市の7市にまたがり、現在およそ600人のスカウトと指導者が活動しています。今回のカブラリーは、北多摩地区に所属する各団のカブスカウト100名ほどが集まりました。

スカウトたちは、テーマの「トレジャーハンター」になりきり、元気いっぱい宝探しを楽しみました。

組集会での事前準備

今回のカブラリーの準備のため、前週の5月10日に組集会をしました。

「組集会」とは組単位でスカウトがあつまるミニ集会です。隊全体活動でおこなわれるキャンプや登山などの準備をしています。2025年度を例にとれば、18回の隊活動の合間に、8回の組集会を実施しました。組集会はカブ活動の基礎をつくる大切な時間です。

小平5団カブ隊の組集会は、日曜の午前に、公民館の部屋で2~3時間行います。私服で参加し、セレモニーやお弁当もありません。リラックスした雰囲気で、活動を振り返ったり、次の活動に必要な歌やロープワークを練習したりしています。

5月10日の組集会では、他団のスカウトと交換する自己紹介カードを4枚づつ作りました。「連盟歌」そしてカブラリーで歌う「ゆかいなスカウト」の練習をしました。電車内でのマナーについても、みんなで改めて話し合いました。

カブラリーの準備はバッチリです。

自己紹介カードを作ります
指揮棒を片手に、「1、2、3、ハイッ!」
組毎に、電車のマナーについて考えました
「スカウトのみなさん、今日は何の日ですか?」「お母さんに感謝をつたえましょう」

清瀬へ出発 ― 4組そろってカブラリーへ

5月17日、カブラリー当日の朝はじゃぶじゃぶ池に集合しました。セレモニーの後、電車に乗り込み、清瀬駅へ向かいました。

乗り換えの駅では、早くも他団のカブスカウトに遭遇しました。「他のカブスカウトにあったら、かっこよく挨拶しよう」という隊長の言葉を、さっそく実践できたスカウトもいました。

清瀬駅では涼しいTシャツに着替えます。各組ごとに出発時間をずらすため、駅前のスペースで待機しました。

今回のカブラリーのテーマは「トレジャーハンター」。スカウトは、25個の史跡や標識の写真が印刷されたビンゴカードをもらいました。

スタート前から目標を覚え、「ここら辺にこんなのありそうだな」と推測してから歩き始めるスカウトもいました。

25個の写真は、広い車道の反対側にあったり、似て非なる標識があったりと、やる気あふれるトレジャーハンターをもってしても、なかなか難しいものでしたが、みんな話し合いながら多くのお宝をみつけました。

気がつけば、スタート地点の清瀬駅から、郷土博物館、日枝神社・水天宮などを巡って、ゴールの神山(こうやま)公園までの道のりを、およそ2時間ほどで歩きました。

この日は5月とは思えない暑さで、木陰がありがたく感じられる一日でした。スカウトたちは、水を飲んだり、タブレットを舐めたり、デンリーダーにミストをかけてもらったりして、元気に歩きました。

疲れてしまった、うさぎスカウト(小3)の荷物を、しかスカウトが持ってあげるなどの助け合いがありました。1年の経験を経て、「おさなきものをいたわる」ことができるようになった成長を感じました。

歩行者、自転車、車と、すれ違う場面の多いハイクでした。はじめはリーダーからの声がけしましたが、後半になるにつれスカウトの自発的な「車きてるよ~!」の声が聞こえてきました。短時間のハイクの中でも、環境に合わせて成長していく姿が頼もしかったです。

清瀬を行く、トレジャーハンターたち
「あの標識これじゃない?」「うーーん、下の文字が違う?」
『この赤丸の写真の後ろの建物が、青丸の写真の建物と同じっぽい。同じ場所にあるはず!』というスカウトの推理。なんと的中しました!
「ナイス!」「2組チームワーク最高だな」などと言いながら、歩を進めます。ミストを掛け合うのは優しさです
水天宮にて。正しいお参りの仕方も身につけていきます
郷土資料館には寝台車が展示されています。貴重な展示にスカウトもにっこり

神山公園で昼食と全体ゲーム

11時過ぎ、各組はゴールの神山公園へ到着しました。ネッカチーフの色が違う、カブスカウトがたくさんいました。

木陰で昼食のカブ弁を食べました。その後、公園内で方位を使った宝探しゲーム、記憶力を試すキムスゲーム、渡されたロープを目隠しで辿るゲームなどを楽しみました。

宝探しでは、見つけた封筒の中に飴玉とお宝の引換券が入っていました。小平5団のスカウトたちが、そのお宝を受け取るのはもう少し先のこと。それまでは秘密です。

13時からは全員集合してゲームをしました。猛獣狩りゲームをして、できあがったランダムな5人組で、自己紹介カードを交換しました。遠慮がちだったスカウトたちも、ゲームが始まるとすぐに打ち解け、元気な声が木立の中に響いていました。

14時頃には、閉会式をしました。ここで北多摩地区の仲間とはお別れです。

清瀬駅まで徒歩移動し、電車にのり、いつものじゃぶじゃぶ池に帰ったのは15時ごろでした。

閉会セレモニーでは、宝探しやハイクを頑張った4人のスカウトが表彰されました。くまスカウトがみんなの前で活動の感想を述べました。

隊長からは『チャレンジ章「友情」に、誰かと文通するという課題があるので、カブラリーでできた友達に手紙を書いてみよう。隊長が配達してあげるよ』という話がありました。

記憶力を試す、キムスゲーム
感覚を研ぎ澄ませ! 暗夜行路ゲーム
北多摩地区カブスカウト全員で大きな輪をつくりました
作ってきた自己紹介カードを交換しました
隊旗がたくさん並んでいます
いつもの場所で、いつもの顔ぶれで、終わりのセレモニー

トレジャーハンターたちの宝物

今回のカブラリーの目的の一つは、「北多摩地区にたくさんの仲間がいることを知ること」でした。

他団に所属する小学校の友達にあってテンションがあがるスカウトがいました。他団のリーダーに落とし物を拾ってもらったりもしました。帰宅後に、他団のスカウトの自己紹介カードを見て「この子はこんな子だった」とお家で話をしてくれるスカウトがいました。

隊だけの活動では経験できない経験がたくさんありました。

この日のカブラリーを企画・運営してくださった、清瀬第2団・東大和第1団の皆さま、ありがとうございました。

うさぎスカウトはみんな頑張りました

お知らせ

小平5団の活動はインスタでもご覧になれます。フォローよろしくお願いいたします。
ビーバー隊(小2年生以下)の体験も募集しております!!

みならい探偵、武蔵国分寺をゆく ー 新しい仲間と新しい冒険

2026年4月26日、小平第5団カブ隊は「みならい探偵ハイク」を実施しました。

上進式で加わった7名のうさぎスカウトと共に最初の隊活動です。今年度のテーマ「ミステリーに挑め!名探偵なスカウト達」に沿って、スカウトたちは“みならい探偵”として、国分寺エリアを探索しました。指令や観察を通じて、組の仲間と打ち解けました。

はじめに ― 探偵団、出発準備

朝はじゃぶじゃぶ池に集合し、セレモニーからスタートしました。整列や基本動作の確認を行い、新しい年度の活動に向けて気持ちを整えます。

隊長からは「ミステリーに挑め!名探偵なスカウト達」という今年のカブ隊の年間テーマが発表されました。みんな、華麗に謎を解く名探偵になれるかな?

続いてプチ組集会を行いました。新しい組になったばかりなので、全員で「最近はまっていること」「私は〇〇な名探偵」というお題の自己紹介をしました。工作が好き、読書、ラーメンに目がない、ピアノが上手、などなど組の仲間のことが少しだけ分かりました。

また、それぞれの組で「探偵団の名前」を考えました。

なんとなく組の仲間の顔と名前が一致したところで、いよいよ、探偵ハイクの出発です。

ロックサークルで集合!

ハイク - お鷹の道と武蔵国分寺と名探偵

全員で電車で鷹の台駅から国分寺へ移動し、ハイクのスタート地点である公園へ向かいました。

公園では、「いつもの持ち物確認ゲーム」をしました。カブ隊では、毎回の集会に持参しなければいけない「いつもの持ち物」が決まっています。今回は抜き打ちで、持ってきた道具をシートに並べて確認します。普段からの準備が試される場面です。

優秀な組は、7人で忘れ物が3品だけでした。カブ隊に入ったばかりのうさぎスカウトよりも、慣れているくまスカウトの方が忘れ物が多かったです。油断禁物ですね。

その後は、国分寺駅周辺に設けられた複数のチェックポイントを巡るハイクへ。殿ヶ谷戸庭園(解放公園区域)→お鷹の道万葉庭園武蔵国分寺跡→国分寺薬師堂→武蔵国分寺公園と歩きました。スタートの殿ヶ谷戸庭園からゴールの武蔵国分寺公園までの距離は5km程度、カブ隊としては短いコースです。

ただ歩くだけではありません。探偵団には指令書が渡され

・湧き水の周辺観察
・植物探し
・史跡の観察
・国分寺跡でのスカウトソング披露

など、観察し、考える課題が与えられました。スカウトたちは周囲の自然や歴史に目を向けながら、まさに探偵のように情報を集めていきました。

お鷹の道周辺は、昔からの雑木林が生い茂り、湧水が湧く、のどかな自然が残っています。賑わう国分寺駅からほど近いところに、こんな素敵な自然があるとは驚きました。 この辺りは、ボーイスカウトの国分寺1団さんの活動拠点でもあり、この日も集会をされていました。

持ち物全部あった
もらった指令書をみんなで確認
お鷹の道の脇の水路には、ホタルも棲息するそうです
真姿の池の由来を探る探偵
このお寺の門を観察するという課題でした。探偵団も戸惑っている様子
「光の路」と組で決める自由曲の2曲をうたいました。声出てる?
慣れない組長の仕事の合間に、木陰で休憩。

昼食と午後のプログラム

ゴールの武蔵国分寺公園でスカウトたちは昼食をとりました。食後は公園でのプログラムです。サイコロリレーと軍手ドッジボールという2つの競技で楽しみました。

サイコロリレー

離れた場所で待つリーダーのところまで行き、ジャンケンに勝利して戻ってくるというリレー対決をしました。各組にたすきとサイコロが渡されました。自分にたすきが回ってきたら、サイコロを振り、出た目によって行き先となるリーダーが決まります。サイコロの出目によっては大分遠くまで走らないといけなくなったり・・・。

サイコロの運に加えて、生まれてこの方ジャンケン無敗を自称するリーダーもいて、スカウトを悩ませます。

知らず知らずのうちに、今年のカブ隊を支える13人のリーダーの名前を覚えてくれたことでしょう。

遠くのリーダーの位置を、スタート地点から確認
行き先はサイコロ任せ
前の組においつき、おいこせ!
跳んでるみたいに走ります

軍手ドッジボール

持参の軍手を使ったドッジボールをしました。3mほどの間隔をあけ、相手の組のスカウトに軍手を当てたらポイントゲットです。

途中なんども作戦タイムが設けられ、ゲームとゲームの間に組の仲間と知恵を絞りました。結果、大声で相手を驚かせるという作戦をとった組がありましたが、ポイントには直結しなかったようです。残念!

しかし、組としてのまとまりが少しずつ強くなっていくのが感じられます。

2つのゲームが終わったら、結果発表。そして14時頃に武蔵国分寺公園を後にしました。

西国分寺駅から国分寺駅までを徒歩で歩きました。

この頃にはうさぎスカウトは大分お疲れだったようです。途中にある、姿見の池や電車を間近に見れるスポットで、気分転換をしながら進みました。

リーダーによるお手本。青空の下で、軍手を全力投球
組ごとの作戦が見どころ
やった! 全部よけた!

セレモニー

国分寺駅から鷹の台駅までは電車にのり、いつものように小平中央公園で終わりのセレモニーをしました。

各組が話し合い、探偵団の名前は、1組が「ウノ第1探偵団」、2組が「なんでも探偵団」、3組が「しっかり探偵団」、4組が「マグロは英語で?探偵団」となりました。 また7人のうさぎスカウト全員がみんなの前で自己紹介をしました。少し緊張してしまう場面でしたが、各組のくまスカウトがそっとサポートしました。

その後、隊長から結果の発表がありました。本日のゲーム全ての獲得ポイントを集計した結果、最優秀組が表彰されました。新しい組で、メンバーを頑張ってまとめた組長たちが表彰されました。

おわりに

新しくカブスカウトになったうさぎスカウトたちは、最初は緊張した様子も見られましたが、活動が進むにつれて笑顔が増え、楽しそうに取り組んでいました。くまスカウト、しかスカウトも、先輩としての自覚を感じさせる場面が多く見られました。

終わりのセレモニーでは、さすがに疲れた様子もありましたが、それ以上にやりきった充実感のある表情が印象的でした。天候にも恵まれ、一日を通して多くの笑顔が見られた活動となりました。

どの組も個性があり、これからの一年の活動がとても楽しみです。

5月には、他団のスカウトとの交流や、自衛隊の防災訓練への協力といった隊を超えた活動も予定されています。新たな経験を通じて、スカウトたちはさらに成長していくことでしょう。

うさぎスカウトのネッカチーフをそっと直してあげるしかスカウト

新しい組、新しい仲間 ― 上進式から始まる一年

2026年4月12日、小平第5団は上進式を行いました。

上進式はボーイスカウトにとって、大切な節目の行事です。ビーバースカウトはカブスカウトへ、カブスカウトはボーイスカウトへ、ボーイスカウトはベンチャースカウトへ、そしてベンチャースカウトはローバースカウトへと、それぞれ次の部門へ「上進」します。学校でいえば、卒業式と入学式、そして始業式をあわせたような一日です。

会場は小平中央公園の雑木林。晴れ渡る空の下、やわらかな風が吹き抜ける上進式日和でした。スカウト、リーダー、保護者あわせて100名以上が集まり、にぎやかな一日となりました。

集合 ― 新しい仲間と新しい組

朝8時30分、カブ隊は集合しました。

まず、カブスカウトとしての活動を終え、ボーイスカウトへ上進するスカウトに、記念のオリジナルシェラカップが手渡されました。

続いて、隊長から新しい組の発表がありました。1組から4組まで、それぞれの組長・次長、そして組のメンバーが告げられました。先月まで組を率いてきた元組長から、新しい組長へ組旗が手渡される場面は、引き継ぎの重みを感じる瞬間でした。

これから一緒に活動していくデンリーダーも発表され、いよいよ新年度のスタートです。

その後、上進式に向けて全体でリハーサルを行いました。カブスカウトへ上進する予定のスカウトは、雑木林の奥で誓いの言葉の練習を行い、本番に備えました。

組旗をうけとる新組長

上進式 ― 次のステージへ

いよいよ上進式本番。全体で大きな馬蹄形に整列し、ボーイスカウトが立ててくれたポールに国旗を掲揚して式が始まりました。

まずはビーバースカウトからカブスカウトへの上進です。

ビーバー隊長に名前を呼ばれたスカウトは、ビーバースカウトの制服を脱ぎ、張られたロープをジャンプして乗り越え、カブ隊長のもとへ駆け寄ります。そして、

「ぼくは(わたくしは)まじめにしっかりやります。カブ隊のさだめをまもります。」

と力強く誓いの言葉を述べ、ネッカチーフをつけてもらいました。今年は7名の新しい仲間をカブ隊に迎えることができました。

お次は、カブスカウトからボーイスカウトへの上進です。

6名が、ボーイスカウトの制服に身を包み、同じようにロープを乗り越えてボーイ隊長のもとへ向かいました。ロープを越えていく姿は軽やかで、ボーイ隊でもきっと靭やかに活動を楽しむのだろうと思いました。

ボーイスカウトへ進んだ6名も、違う道をいく3名も、それぞれがカブ隊で学んだ「すじをたおす」精神を大切に、それぞれの場所で頑張ってほしいと思います。

また、カブ隊には新たに3名のリーダーが加わりました。ローバースカウトの副長補も含め、体制も新しくなります。

さらに、2021年から団を率いてこられた団委員長が交代されることとなり、感謝の気持ちを込めて花束と色紙が贈られました。

ロープを飛び越える
大勢のまえで高らかに誓いました
隊長がおそろいのネッカチーフをつけてくれました
軽やかにボーイ隊へ羽ばたく!
団委員長、5年間ありがとうございました。
小平5団全員で記念写真

カブ隊集会 ― 新年度のスタート

上進式の後、カブ隊はあらためて集合しました。

全てのスカウトにカブブックやチャレンジブック、連絡網などが配布され、新年度の準備が整います。

隊長が発表した今年のテーマは 「ミステリーに挑め!名探偵なスカウト達」。これから一年、スカウトたちは多くの「謎」に挑み、仲間と協力しながら解決していくことになりそうです。

副長から次の活動について聞いて、メモします
晴れてカブスカウトとなった7名

おわりに

少しの不安と、それ以上の期待を胸に、2026年度のカブ隊がスタートしました。今年度の小平第5団カブ隊は、新くまスカウト10名、新しかスカウト11名、そして新しく仲間入りした新うさぎスカウト7名、合計28名で活動していきます。支えるリーダーも隊長を筆頭に13名います。

大きな怪我なく安全に、そしてスカウト一人ひとりがそれぞれのペースで成長していけるようリーダー一同頑張っていきます。

それでは次回、「みならい探偵ハイク」でお会いしましょう。

『「くま」と「しか」はいいとして、「うさぎ」「りす」で「ビーバー」と? 。猫も入れて欲しかった。』

未来のカブ隊を送り出す ― 春キャンプ2日目

2026年3月14日〜15日、小平第5団カブ隊はネイチャーファクトリー町田で春キャンプを実施しました。題して「おくりだせ!ミライと春キャン! 時空を超えた合同キャンプ」です。本ブログはその2日目の活動についてです。初日についてはこちらをご覧ください。

朝のセレモニー ― 仲間の活躍を称える

春キャンプ2日目の朝は、6時に起床。身支度を整え、7時から朝のセレモニーを行いました。

朝のセレモニーでは、前夜の営火で特に素晴らしいスタンツを披露した3組の活躍を、全員で称えました。また、ステップ章やチャレンジ章を完修していたスカウトには、隊長から記章が授与されました。さらに、家族と一緒に宿泊していたビーバースカウトも特別に表彰されました。

セレモニーの後は、林が開けた場所に移動して集合写真を撮影しました。朝の澄んだ空気と、明るい朝日が差し込む中での一枚となりました。

朝のセレモニー
2025年度のカブ隊最後の集合写真「オッケーです」

朝食 ― 一日の活動に向けてエネルギー補給

朝食は、再び食堂でいただきました。この日も食事は保護者にご協力願いました。

パンにウインナーソーセージや野菜、ポテトサラダ、ジャムなどを挟んだり塗ったりして、それぞれ好みのサンドイッチを作ります。添えられていたフルーツヨーグルトも人気で、朝からしっかりエネルギーを補給しました。

この日は朝のうちに帰宅しなければならないくまスカウトが1名いたため、朝食後に送別の時間を設けました。本人がキャンプの思い出を語り、しかスカウト代表がお礼の言葉を述べました。

二人の絞り出すような言葉と、普段見せない表情に、周囲も引き込まれました。仲間と過ごした時間の大切さを、あらためて感じるひとときでした。

朝はパン

点検と退館準備 ― 来たときよりも美しく

朝食後は点検の時間です。

ボーイスカウトのキャンプでは、朝夕に点検を行い、身だしなみや荷物の整理整頓ができているかを確認します。忘れ物がないか、部屋が来たときよりもきれいになっているかなど、リーダーの鋭い指摘が飛びます。

一泊のキャンプでしたが、男子部屋では障子に穴が開いてしまい、スカウトはリーダーと一緒に障子の張り替えを行いました。

スカウトたちは、荷物を整えながら部屋の掃除も行い、感謝の気持ちを込めて片付けました。

9時30分までにチェックアウトを終え、ネイチャーファクトリーのホールに移動しました。

未来のカブ隊を送り出す ― スジタオスエネルギー満タン

ホールに集まったスカウトたちは、これまで集めてきたスジタオスエネルギーを確認しました。

エネルギータンクを見ると、あと一つで満タンです。

隊長は、小平5団カブ隊と未来のカブ隊がこれまで「たがいに助け合ってきた」ことを称え、最後の一つのスジタオスエネルギーを満たしました。

その瞬間、どこからか未来のカブ隊の声が聞こえてきます。

未来のカブ隊は、スジタオスエネルギーが満タンになったことで、100年後の未来へ帰ることができるようになったと伝えてきました。

都庁ハイク、赤ぼっこハイク、そして今回の合同キャンプ。これまでの活動への感謝を述べたあと、未来のカブ隊を乗せたタイムマシーンは飛び立ちました。別れ際に未来のカブ隊は歌の贈りものをくれました。

流れてきたのは「この道をゆく」。

この道は遠くて はるかな道
だけど わたしは好き
ラン ラン ラン
わたしが選んだ 道だから
ただ一筋に この道を行く

未来のカブ隊の歌声は次第に遠ざかっていきました。

こうして、小平5団カブ隊の活躍によって、未来のカブ隊は無事に自分たちの時代へ帰ることができたのです。

ついに満タンになった、スジタオスエネルギータンク

チームワークが試されるゲーム大会

未来のカブ隊を送り出した後は、ゲーム大会です。

まずは2つのグループに分かれてロープ取りを行いました。瞬発力だけでなく、チームワークや作戦も求められるこのゲーム。大変白熱し、悔し涙を見せるスカウトもいました。

さらに、リーダーがコウモリ役となり、目隠しをした状態でガ役のスカウトを捕まえるゲームも行いました。声や音を頼りに動くこのゲームも大盛り上がりでした。

白熱のロープ取り
組のチームワークが高まります
コウモリが「バット、バット」と言いながら、スカウトを捕まえようとしています

カブ隊を巣立つくまスカウト

ゲームのあとは、くまスカウトとのお別れの時間です。くまスカウトが一人ひとりカブ隊で楽しかった思い出、これからどんな人になりたいか、そして後輩スカウトへのメッセージを話しました。

あるスカウトが感極まって涙をためて言葉につまり、そして、最後には笑顔で「ふざけ過ぎないように」と後輩に語ってくれました。真剣な姿に、隊長ももらい泣きしそうになりました。副長からは、くまスカウトへの餞の言葉がありました。

これまでカブ隊を引っ張ってきたくまスカウトたち。その姿を見てきたしかスカウト、うさぎスカウトたちにとっても、大きな節目となる時間でした。

くまスカウトの声に耳を傾ける時間
後輩へのよいアドバイス、ありがとう

マイスプーンで食べる昼食と野球大会

昼食は、各自が持参したレトルト食品を大鍋で温め、ご飯にかけて食べるというシンプルメニューです。

カレー、牛丼、中華丼、ハンバーグなど、各々好きなレトルト食品を持ってきました。

ここで、前日に作り乾燥させていたマイスプーンがスカウトの元に戻ってきます。二人のスカウトの作品が優秀作として表彰されました。

自分で作ったスプーンで食べるカレーは、いつもより美味しく感じられたことでしょう。

昼食後は、ネイチャーファクトリーの雑木林で野球大会を行いました。柔らかいゴムボールとプラスチック製バットを使った安全な野球です。

全員が順番にバットを振り、ボールを遠くへ飛ばすことを楽しみました。

マイスプーンでカレー
電車型スプーン。電車について色々教えてくれました
プレイボール
左中間を真っ二つ!
ドーム球場2階席に飛び込むホームラン!

閉村式から解体式へ ― 春キャンプの締めくくり

閉村式を行った後、貸し切りのマイクロバスで相原駅へ移動しました。そこから電車をのりついで小平中央公園のじゃぶじゃぶ池にもどります。

じゃぶじゃぶ池では、解隊式を行いました。隊を解散する、1年間の活動の最後の最後のセレモニーです。

今年度、カブ隊の隊集会・組集会は合わせて26回行われました。そのすべてに参加したスカウトが6名もいて、皆勤表彰がありました。(皆勤賞は6名だけですが、1〜2回だけ欠席した精勤賞含めると13名います。30名のカブ隊で、約半数が精勤賞という出席率の高さは、ご家庭のご協力あってのことだと思います。)

また、くまスカウトと保護者の皆さんから、リーダー全員に、心温まるメッセージが添えられた手作りの記念品が贈られました。

さらに、今年度でカブ隊を離れる副長とデンリーダーにも感謝の言葉が贈られました。2人のリーダーの言葉からは、「実は大人もボーイスカウトで新しい経験をできる」と知りました。2人は、今後ボーイ隊の活動を手伝う予定であり、スカウトたちとの再会を楽しみにしています。

青空の下での閉村式
集会皆勤の猛者6名
リーダーにお礼の言葉

春キャンプを終えて ― それぞれの道へ

2日間とも活動しやすい天候に恵まれました。保護者の皆さん、デンコーチ、昨年度のリーダー、他隊の指導者など、多くの方の協力によって、28名のスカウトの活動を支えることができました。

これをもって2025年度のカブ隊の活動は終了です。羽ばたくスカウト、ボーイ隊に上進するスカウト、カブ隊に残るスカウト、みんなそれぞれの道に分かれて歩きます。どのスカウトも「この道をゆく」の歌詞にあるように、

「私が選んだ道だから、ただ一筋にこの道を行く」

そんな気持ちで、自分の道に邁進することを祈念します。

また会う日まで!

 

 

 

 

 

 

  ビーバースカウト募集しています!【2026年3月】

お知らせです。年長から小学校2年生までが所属する小平5団ビーバー隊は、仲間を募集しています。団で行う行事を始めカブ隊と一緒の活動も多いです。

ビーバー隊の見学・体験のご相談は担当の内野(kodaira5-bvs@tokyo.scout.jp)までお願い致します。

ビーバースカウトも交えたスタンツ練習

未来のカブ隊と集めるスジタオスエネルギー ― 春キャンプ1日目

2026年3月14日〜15日、小平第5団カブ隊は春キャンプを実施しました。今回のキャンプは、これまで続いてきた「未来のカブ隊」との物語の完結編でもあります(都内ハイク赤ぼっこハイク)。題して「おくりだせ!ミライと春キャン! 時空を超えた合同キャンプ」です。

参加したスカウトは28名。直前で体調不良のため4名が参加できなくなり残念でした。調理支援で参加してくださった保護者の方々なども含めると、延べ参加人数は52名となりました。

装備を背負って4km ― キャンプのはじまりのハイク

朝はいつも通り、小平市中央公園のじゃぶじゃぶ池に集合しました。セレモニーを終えた後、キャンプに向けて出発です。

寝袋やマットなど嵩張る荷物はリーダーの車で運び、スカウトはそれ以外の個人装備を背負って移動します。保護者や、前年までカブ隊のリーダーだった方々のお見送りを受けながら、元気に出発しました。

鷹の台駅から電車に乗り、高尾山口駅へ。そこからNature Factory 東京町田(以後、ネイチャーファクトリー)までは徒歩で向かいます。

この日は、風が少しあるものの穏やかな陽気で、ハイキングにはちょうどよい日でした。距離は約4kmと、普段のカブ隊のハイクとしては短めです。しかし、今回は一泊二日分の装備を背負っています。山道を登るにつれ、荷物の重さがこたえてきたようでした。軽装なら気にならない下り坂も、重いリュックがあると怖さが増します。

それでもスカウトたちはデンコーチに励まされながら歩き、無事にネイチャーファクトリーへ到着しました。

いつもの場所に集合
慎重に急坂を降りるスカウト
うさぎスカウトを支えるデンコーチ

入村式 ― 未来のカブ隊からのメッセージ

到着後はまず昼食。持参したカブ弁当を食べてから、キャンプのスタートとなる入村式を行いました。セレモニーの進行やソングのリードは、ボーイ隊から来てくれたデンコーチが担当しました。

ネイチャーファクトリーの職員の方から、施設の使い方や注意点をわかりやすく説明いただきました。合わせて教わったのが、伝統(?)の「OKポーズ」。ダイビングのハンドサインに似ていて、スカウトたちもすぐに覚えていました。

そしてここで、副長がスジタオスエネルギータンクをスカウトに披露します。44の印がついていて、スカウトがカブ隊のさだめにのっとった「スジタオス」行動をするたびにこのエネルギータンクにシールが貼られていきます。スカウトは、赤ぼっこハイクから今日までの間に自分がした「スジタオス」を伝えます。あっという間にタンクが3分の1ほど埋まりました。

ここで、未来のカブ隊からメッセージが届きます。

未来のカブ隊は草戸山でタイムマシンの修理を終えたものの、まだエネルギーが少し足りないとのこと。小平5団カブ隊が持参した「スジタオスエネルギー」に感謝しながらも、タンクが満タンにならないとタイムトラベルはできないそうです。

まだ少し足りない。合同キャンプをして、いっしょにエネルギーをためよう!

と呼びかけてきました。

こうして、未来のカブ隊との合同キャンプが始まりました。

入村式
ネイチャーファクトリー流「オッケーですか??」「オッケーです!!」
まだ足りないスジタオスエネルギー
ミライのカブ隊長『合同キャンプで足りないエネルギーためましょう!』

小刀に挑戦 ― 世界に一つのマイスプーン

午後のプログラムは工作です。工芸室が会場となりました。

スカウトは一人一本、棒状の木材を受け取り、小刀で削ってスプーンを作りました。スプーンの形ができたら、金属のスプーン部分を差し込み、マジックペンで色をつけ、最後にニスを塗って仕上げます。

小刀を使う作業なので最初は慎重でしたが、次第にコツをつかみ、黙々と削り続けるスカウトの姿が見られました。

早く完成したスカウトは、さらに木の枝を削って小刀の練習。こうして小刀の扱い方にも少しずつ慣れていきました。

完成したスプーンは翌日まで乾燥させます。明日の朝には、世界に一つだけのマイスプーンが完成する予定です。

スカウトはあっという間に小刀の使い方をマスターしました
ニスをぬったらここで一晩乾燥させます
スプーンを早々に作り終えて、課外授業

スタンツ準備と夕食 ― キャンプで一番忙しい時間

スプーン制作の後の夕方の時間は、キャンプの中でもっとも慌ただしく過ぎ去りました。

この時間帯に、チェックインして各自の部屋に荷物を運び入れた上で、

  • 組ごとのスタンツ練習
  • リーダーだけの隠れスタンツ練習
  • 夕食準備

という三つの作業が並行して進みます。

スカウトがスタンツの準備を始めた頃、ネイチャーファクトリーの食堂では食事作りが目まぐるしく進んでいました。

ネイチャーファクトリーは設備の整った施設ですが、食事は自分たちで作る必要があります。スカウトが自ら料理をすると他のプログラムをする時間が無くなってしまいます。

そこで今回も、保護者の皆さんに食事当番をお願いし、料理・買い出し・後片付けまで全面的に協力していただきました。

50人分の食事を慣れない場所で準備するのは大変です。事前に、自宅で試作くださった方もいました。

温かい料理が並び、スカウトたちは嬉しそうに食事を楽しんでいました。おかわりをするスカウトも多く、にぎやかな夕食となりました。

隙間の時間に、シール交換をする女子スカウトたち
スカウトも食事準備をお手伝い
初日の夜は、鶏照焼丼、お味噌汁、マカロニサラダ、枝豆。
実施献立

営火 ― タイムトラベルの物語

夕食後は、第一キャンプファイヤー場で営火を行いました。

リーダーの歌や踊りのあと、いよいよ組ごとのスタンツです。合間には未来のスカウトが登場するリーダーやデンコーチの寸劇も組み込まれていました。

今回のスタンツのお題は「タイムトラベル」。

スカウトたちは小道具を使ったり、歌を取り入れたりしながら、過去や未来へと自由に旅立つ物語を披露しました。

デンコーチとして参加してくれた3人のボーイスカウトも堂々とした演技を見せてくれました。1年前はまだカブスカウトだった彼らの大きく成長した姿に、リーダーたちも感慨深いものがありました。

友情の火を点火!
タイムマシンでどの時代にいくのかな

一日の振り返り ― スジタオスエネルギーを集める

営火の後は入浴の時間。その後、組ごとに振り返りを行いました。

各組では、スジタオスエネルギーをためるような行動ができたかを話し合いました。うさぎスカウトは、上の年代のスカウトの発言を聞きながら、少しずつ「スジタオスエネルギー」の意味を理解していったようでした。

その後、くまスカウト会議が行われました。くまスカウトとリーダーだけが別室に集まりました。 各組で、どのような行動をしてエネルギーを集めたのかを隊長に報告します。そして、翌日の服装や日程の指示をメモし、それぞれの部屋に戻って、しかスカウトとうさぎスカウトに伝達しました。

こうしてキャンプ1日目は終了です。

昼間の疲れもあり、21:30の就寝時間をすぎたらみんなグッスリと........とはいきませんでした。とくに女子部屋ではかなり遅い時間まで楽しいおしゃべりが続いていたとか。

肝心のスジタオスエネルギーは、どれくらい集まったのでしょうか。 翌日は、未来のカブ隊を送り出す大事なイベントが待っています。

続編はこちら

得意が光るステージ ― カブ・ビーバー合同お楽しみ会2026

2026年3月1日(日)、小平第5団カブ隊はお楽しみ会を実施しました。ビーバー隊との合同企画で、ソングやゲームで楽しむだけでなく、スカウト個人の出し物を通じて舞台度胸を育む一日となりました。

午前:カブ隊だけの準備時間

カブ隊は9時に中央公民館に集合しました。セレモニーの後にはゲームを行いました。カブブックをすべて終えたスカウトも増え、年度の締めくくりが近づいていることを実感します。

その後は、翌々週の3月14日・15日に予定されている春キャンプの説明です。キャンプのしおりが配布され、リーダーからは持ち物について念入りな説明がありました。

10時からは組ごとに分かれ、キャンプでのスタンツ(寸劇)のアイディア出しや、キャンプで歌うソングと替え歌の練習をしました。ただ歌うだけでなく振り付けを加える組もあり、それぞれの個性が表れていました。

11時からは、お楽しみ会の本番に向けた発表準備です。組紹介の内容を考えたり、歌の確認をしたりしました。

午前の活動が終わると、歩いて15分ほどの西町地域センターへ移動し、ビーバー隊と合流しました。持参したカブ弁当を食べながら、午後のお楽しみ会に備えます。

カブ歌集を見ながらみんなで歌います

キャンプのしおりが配布されました。ワクワクしますね。

午後:ビーバー隊と合同のお楽しみ会

ステージを装飾して会場の準備を整え、13時からいよいよお楽しみ会が開会です。ソングから始まり、場を温めるミニゲームやリーダーの出し物のあと、元気いっぱいのビーバー隊の出し物が披露されました。

続いてカブ隊の出番です。組ごとにステージに上がり、スカウトが個人の出し物を披露しました。

今回のテーマは 「自分の得意なことや好きなことを、みんなに披露しよう」。

2〜3人での合同発表もOKということで、スカウトたちはそれぞれ工夫をこらして準備してきました。

なわとび、けん玉、ピアノ、あやとり、逆立ちや体操、自作クイズ、マジック、ペットボトルフリップ、新体操、絵の披露、目隠しルービックキューブ、コマ回し、ポイボール、自作ピンボール披露、創作ダンスなど、実に多彩な出し物が次々と披露されました。

合間にはリーダーによるヒゲダンスやウクレレ演奏もあり、会場は大いに盛り上がりました。

16時半ごろ、お楽しみ会は終了。全員で片付けと清掃を行いました。最後にセレモニーが行われ、隊長からステップ章やチャレンジ章が授与されました。

集合!

ダブル側転

去年は空手の型を披露したスカウト。今年は絵。多芸です。

目隠ししてルービックキューブ揃えます

グループでの出し物もありました

リーダーの出し物が大好評

オリジナルクイズ

ペットボトルがたったー!

楽しいだけではない「お楽しみ会」

午前から夕方までの長い一日でしたが、スカウトたちは最後まで集中力を切らさず取り組みました。

くまスカウトやしかスカウトは、何度か経験しているお楽しみ会です。しかし前年のお楽しみ会とは異なる出し物に挑戦するスカウトが多く、その多才さには感心するばかりでした

ビーバースカウトや保護者の前での発表は、カブスカウトにとって緊張する瞬間でもあります。それでも一人ひとりが堂々とステージに立ち、「やってみよう」という気持ちで発表する姿が印象的でした。

お楽しみ会では、デンコーチのボーイスカウトやビーバースカウトとも交流しました。違う世代の存在に触れながら、4月からは自分たちも一つ上の立場になり、いたわるべき仲間が増えていくことを感じたのではないでしょうか。

今年度の活動も、残すところキャンプのみとなりました。リーダーたちの準備も急ピッチで進んでいます。最後まで元気に活動していきましょう。

【お知らせ】ビーバースカウト募集しています!【2026年3月】

お知らせです。年長から小学校2年生までが所属する小平5団ビーバー隊は、仲間を募集しています。今回のお楽しみ会を含めて、団で行う行事では一緒に活動をします。

ビーバー隊の見学・体験のご相談は担当の内野(kodaira5-bvs@tokyo.scout.jp)までお願い致します。

お楽しみ会で元気炸裂!ビーバー隊