夏休みの想い出~高尾山ナイトハイクと月の輪結隊式
みなさんこんにちは。
カブスカウト小平5団の活動ブログです。
「いつも元気!」をモットーに今日も楽しく活動しています。
今回のカブ隊活動は高尾山ナイトハイク。
(先月から引き続き山登り活動です)
夏休み最後の週末に、夏休みの想い出を作りに行こう!
ということで世界一登山客が多いという高尾山へ足を運びました。
今回の登山ルートは、涼しげな谷の登山道(6号路)を歩き、日没後に1号路を下っていくというものです。
ケーブルカー乗り口の左手に集合して、ここから出発します。
少し歩くと6号路の登山口が現れます。隊長からルート説明を受けるスカウト。
さあ、いよいよ登山道です。
谷側の道ということもあって、この季節であっても日陰で少し涼しです。
登山道の脇には川も流れいて、しっとり、マイナスイオンを浴びながらの山歩き。
川に降りれるところで、一休み一休み。
冷たい水が疲れを癒して、気持ちいい。
1時間ちょっと歩くと谷道からそれて、最後の登り。
急登な階段道を登っていきます。
これがめちゃくちゃつらい(笑)
がんばれ~
そして頂上へ。
ご褒美の冷たいジュース!よくがんばりました。
(ジュース20本。隊長が背負ってきたんだよ!味わって飲んでくれ~)
山頂での記念撮影。
ハイチーズ! 総勢35名。全員無事登頂です。
山頂で一休みして、もみじ台へ移動。
ここで夕食を取りながら日没を待ちます。
山の食事は美味しいよね。
そして日没目前の18;15。
いよいよ今日の活動のメインイベントが始まります。
制服に着替えて月の輪隊結隊式の準備です。
ボーイ隊から2名のスカウトが参加して、くまスカウト(最上級生)にボーイスカウト式敬礼を教えています。
そして月の輪結隊式。
月の輪活動とは、くまスカウトを対象にボーイスカウトに上進するための準備を行うために個別に編成される隊
のことです。
日没時の薄暗さと赤い太陽の光が一段と独特な雰囲気を醸し出しています。
いつもと違う隊長の仕切りで、ちょっと緊張した面持ちのスカウト達。
結隊式後は、くまスカウトと他のスカウトは別行動で夜の山を下ります。
しかスカウト以下となったカブ隊の出発です。
下山時に見える東京の夜景。とてもキレイでした。
こういう東京の夜景はなかなか見れないですよね。
スカウトにとっては、夜景にときめいたりしないと思いますが・・・
くらやみを楽しむためにあえて、ヘッドランプを点灯せずに歩きます。
闇夜にたたずむタコ杉の木。
薬王院ではライトアップイベントに偶然遭遇。
緑と赤のライトアップって、ちょっと不気味ですね。
高尾山は修験者が多かった山で、天狗伝説もたくさん残っていて天狗が祭られています。
天狗伝説の話を聞くスカウト達。
この天狗達をみて何を思っただろうか。
ケーブルカーの山頂駅を過ぎると、電灯もなく真っ暗な登山道を下っていきます。
ヘッドライトを消して歩いたり、音を立てずに耳を澄ませたりと五感を研ぎ澄ませます。
人は一つの感覚を失うと、その感覚が補おうとして、他の感覚が研ぎ澄まされると言うのは有名な話。
目を閉じて物音を消すと、聞こえてくるのは・・・
虫や動物の声、風のささやき、水のせせらぎ。
感覚が高まっていることを感じてくれたかな?
夜道を歩くといろんな生き物にも遭遇します。
前回に引き続きサワガニの登場です。
下っているときに3~4匹は見つけたね。
涼しくなった夜に活動をしているのかもしれませんね。
いっぱい暗闇を楽しんで歩いたら、月の輪隊がすでに下山して待っていました。
月の輪隊がどんな夜歩きをしたのかは、私はわかりません。
ただ、なんとなく優越感、特別感に満ちた様子でした。
そして閉会のセレモニー。
みんな無事に下山できたので、地元に戻りましょう。
慣れない夜の活動と、普段使わない五感を働かせたからか、すっかりお疲れのご様子。
今日は特別に電車は座らせてあげましょう。
普段から五感を研ぎ澄ます訓練をすること。
これは大事なことです。
夜の山に行かなくても都会にいても意識すればできることでしょう。
感度をあげてリスクを察知することにもなる洞察力・観察力を身につける。
感度をあげて自然を楽しむ、感受性を高めることは、豊かな人生を生きるための要素のひとつになるでしょう。
ボーイスカウトの連盟歌に【眼開きて見極めよう。耳そばだてて聞きただせ】とあります。
観察力、洞察力、感受力は日々養いたいものですね。
ボーイスカウト小平5団では、私たちとワクワク・ドキドキ、ナイトハイクを経験したい子供たちを随時募集しています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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